私の子宮筋腫開腹手術体験の、医療費総額をまとめてみました。
それにしても、健康ってやはり一番の財産です。
体が資本って、本当にそう。
健康だから、お金を稼ぐ事も、稼ぐ為に知恵を出すパワーも出るけど、病気だとそうはいかなくなる。
それだけでなく、体に何かあるだけで、精神的ダメージもかなり受けます。
命にかかわる事は無い病気だったけど、アラフォーで子宮を切るという手術は、結構な精神的ダメージもありましたよ。
時間があると、無駄にいろいろ考えるんですよね~。魔の時間です。
しかも、手術までソルディックという、女性ホルモンを抑える注射を打った事も関係して、その注射の副作用だったのか、気分はどん底w
注射をする事で一時的に更年期障害のような症状が出るかもとは、医師から説明はありましたけどね。
なんとなく、これは注射のせいよと、気にしないようにしていても、あれ???、いつかは注射じゃなくて、こんな風に自然と更年期になっていくんだな・・・という恐怖心まて出始める・・・(*´-`)
とうとう私は、子宮を一回も使うことも無く(出産もせず、という意味)挙げ句 腹もろとも、子宮までガッツリ切るんだ・・・と、落ち込んだり、
何の為に中学生の頃から 毎月毎月激痛に耐え、頭痛、肌アレ、貧血に苦しみ・・・・頑張ってきたのに、 未使用のまま、子宮を切るんだ・・・と、しくしく泣く始末w
今ならはっきりわかります。
あれが注射の副作用だったんだなぁと。
切っても戻るのに、なぜあんなに泣いたのか(^o^;)
まったく副作用が出ない方もいますが、私には珍しく、涙で枕を濡らした夜が何日かあったので、副作用だったんでしょうね。
そんな風に 珍しくセンチメンタルに傾いた心を、ちょっと安心させてくれたもの。
それはやっぱりお金だったと思うのです。
振り返って考えると、お金の心配がいらなかったことは精神安定剤に匹敵しますね。
それは医療保険だけでなく、高額療養費制度や、傷病手当金も含めてですが。
では、さっくり医療費をまとめてみます。
・初回検査→4840円
・セカンドオピニオン検査→10710円
・通院6回分→35870円
ここまでが検査と通院分で、51,420円
手術するまで5万かかったようです。
そして、入院15日と手術代→72,650円
こちらは、高額療養費制度を活用してます。
最初に手続きをして、限度額適用認定証を支払いの時に提出してます。なので最低限の負担額プラス、個室代とパジャマ代です。
その他、保険会社に提出する書類を医師に書いてもらうための事務的手数料が5,400円
まとめると、合計12,9470円
検査から通院、入院、手術、退院までで13万といったところです。無駄にセカンドオピニオンをしなければ、12万、ホルモン注射を拒否すれば、10万もかからない結果に。
そして、保険金以外にもお金を手にする事ができました。
先ずは医療保険。
私の加入している保険は、入院5日目からの入院費が給付になる医療保険でした。
15日入院しましたから、10日分の100,000円と、開腹手術代の200,000円の、合計300,000円が今回の手術と入院で支給となりました。
そして保険金以外のお金。
1ヶ月休職した分、お給料が出ませんでしたが、傷病手当金として、お給料の代わりに99,760円を受け取りました。
その他、会社の互助会制度や、友人や親戚からお見舞いをいただきました。その合計132,000円。
(お見舞いは 快気祝いで半分返しをしました。)
まとめると、531,760円
かかった医療費が129,470円で、入ってきたお金が531,760円ですから、余裕がありますね。
今回は全額自己負担をしても、支払に困るような金額ではなかったのですが、やはり保険金の安心感は大きかったかな、と思うのです。
幸い事務職なので、1ヶ月で復帰しましたが、ハードな仕事なら2ヶ月は休んだかもしれません。
お金に余裕があると、いろいろな選択が無理無くできるので、今回は本当に医療保険に助けられたと思っています。
人生何があるかわからない。
未来のすべてを心配して備え過ぎるのも違うけど、体が不調になった時は、体の回復に集中できるように、保険で備えておくのもいいかなと。
そんな体験ができた今回の私の開腹手術でした。
アラフォーになると、4人に1人の方は 子宮筋腫や内膜症に悩まされているとの事ですから、私の開腹手術体験が誰かのお役に立てれば幸いです。
これからも健康が一番。健康に感謝して日々を過ごします。